厚生年金vs資産運用


こんにちわ

「資産運用始めました」シリーズの第三弾ですが、
こういう話でどうしても絡んでくるのが老後の話。

で、老後といえば年金。

そして、普通、会社員の人とかは、
厚生年金に加入していて、
老後に向けた備えをしっかりしてる。

厚生年金に加入していない僕としては、
それに代わる何かがないと、
老後の生活は普通よりも苦しくなるんじゃないか?

と、今更ながら思ったわけです。

・・・あんまり「老後」っていう考え方を
したくはないんですけどねw

ただ、資産を育てるうえで、
どれくらいを目標にしたらいいかと考えるときに、
厚生年金のリターンを1つのベンチマークとするのは、
ありかなーと。

そのためにはまず、
年金の計算方法を知っておかなければなりません。

https://hokench.com/article/retirement/474/

年間の支給額は、

基礎年金支給額
  = 780,100円 (満額)
厚生年金支給額
  = 平均標準報酬額×(5.5/1,000)×加入期間の月数
年金支給額
  = 基礎年金支給額 + 厚生年金支給額

という式で計算されるようです。(2019年時点)

ここで、僕は2003年の時点で学生だったので、
関係ない2003年以前の計算式は無視、
定数も、ざっくり計算できればよいので、
5.5としました。

また、支払う保険料は、標準報酬額の18.3%。
(実際は、会社と折半なので、給料から引かれるのは9.15%)
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo-gaku/gakuhyo/20170822.html

定率なので、総額を計算するとしたら、
↓の式で間違いないでしょう。

保険料支払い総額
  = 平均標準報酬額×(18.3/100)×加入期間の月数

これは、多分、
基礎年金分も含んでるはず。

では、ざっくり計算してみましょう。

例えば、会社員として働いたのが40年で、
平均標準報酬額が、30万円だった場合、
(基礎年金はめんどくさいので満額の提で、)

基礎年金支給額
  = 780,100円 (満額)
厚生年金支給額
  = 30万×(5.5/1,000)×40×12 = 792,000円
年金支給額
  = 780,100 + 792,000 = 1,572,100円

これで例えば、
65歳から100歳までの35年間支給される場合の総額は、

年金支給総額
  = 1,572,100 × 35 = 55,023,500円

で、支払う保険料の総額は、

保険料支払い総額
  = 30万×(18.3/100)×40×12 = 26,352,000円

おぉ、支給額が支払額の2倍以上になりますね♪

ちなみに、期間を65~85歳の20年間とすると、

1,572,100 × 20 = 31,442,000円

1.2倍くらいです。

・・・ここでまた、今更思ったんですが、

保険料の支払い総額を掛け金、
受給した総額をリターンと考えると、

年金って、生きた年数によって、
リターンが大きく左右される、
とんでもねぇギャンブルだな・・・

これが、平均標準報酬額を41万円として
同じように計算すると、
年金支給額は1,862,500円×35年間で65,187,500円、
保険料支払い総額は36,014,400円。

1.8倍くらいです。

ちょっと下がりましたね。
収入が多いほど倍率は悪くなるみたい。

それでは、資産運用の話に戻りたいんですが、
上記の計算は、基礎年金分も含んでいます。

会社員でないとはいえ、
基礎年金(国民年金)には加入しているので、
会社員である場合との比較という意味では、
基礎年金分は差っ引いて考えなければなりません。

以下、平均標準報酬額30万円で40年勤務、
100歳まで生きるモデルとの比較を考えます。

基礎年金の保険料は、年間196,920円なので、
40年で7,876,800円。

保険料支払い総額の差分は、
26,352,000 – 7,876,800 = 18,475,200円。

支給総額は、厚生年金分だけを考えると、
792,000 × 35 = 27,720,000円。

倍率としては、
27,720,000 ÷ 18,475,200 = 1.5倍です。

これを資産運用で賄おうと思うと、
年利1%複利で40年間運用すると、
資産額が1.48倍になりますw

ただ実際に、初っ端の20歳時点で、
厚生年金分40年間の積立額に相当する、
1,800万円の運用を始めるとかありえないので、
積み立てモデルで考える。

別途、Excelシートで計算してみたんですが、
ざっくり年利2%複利の積み立てモデルで、
40年間定額積み立てを続けると、
資産額が積立総額の約1.51倍になることがわかりました。

厚生年金に加入しなくても、
20歳から、毎月3.8万円の積み立てをして、
年利2%で運用すれば、
100歳までもらえる年金支給額の総額と
同等の資産を得ることができますw

20歳時点での積立額としては重いなぁ・・・

ちなみに僕は、30歳ちょいから始めたので、
30年で1.5倍くらいにしようと思うと、年利3%で、
かつ、積立額も10年分の穴埋めをするために、
1/4くらい上乗せする必要がある。

とはいえ、あくまでこれは、
厚生年金と並ぶための水準であって、
それ以上を目指すのか、
あるいは、そこまでいかなくてもいいのか、
人によっていろいろあると思います。

僕も、とりあえず計算してみただけで、
計算結果をどう受け止めるかは、
イマイチふわっとしてます。

余談ですが、基礎年金分だけ考えると、
掛け金に対するリターンの倍率が、
ものすごく高いんですよねw
20年間受給すると、40年間の保険料支払い総額の2倍になりますw

そもそもの絶対額が低いのでアレですが、
なんにしても、基礎年金だけは
しっかり払っておいたほうがいいかも。

また、資産運用は年金とは違って、
積み立て金は控除にならず、
利益は課税対象になることも注意が必要ですよね。
iDecoならその辺は大丈夫ですけどね。

っていうのと、
60歳を過ぎても運用を続けていれば、
そこからさらに資産が成長する可能性もあります。
もちろん逆に減ることもありますが・・・

まぁ、その辺も考えて、
平均の年利が2~3%と考えれば、
↑↑の条件で運用すれば、
厚生年金と対等なレベルになるんじゃないでしょうか?

といったところで、終わりたいと思います。
ではでは(^o^)ノシ